テレビのニュースや新聞などで日々報道される様々な嫌がらせ事件をご紹介致します。
最近の児童虐待事件
探’07:札幌・新生児置き去り 絶えない育児放棄 まずは相談を /北海道
札幌市北区新川の民間病院駐車場に、生まれたばかりの女児が置き去りにされた。タオルにくるまれ、手提げバッグに入れられていた女児。身元につながる物は何もなかった。病院に置き去りにしたことだけが、唯一の親心だったのかもしれない。全国的には年間約200件にのぼるとみられる新生児の置き去り事件。親が見つかった例はほとんどない。関係者は悩みを抱える親に対し「まずは相談を」と呼びかけている。
◇乳児院は常時満員
へその緒付いたまま「駐車場で赤ちゃんが泣いている」。9日午後6時45分、若い女性の声で病院に電話がかかってきた。当直の看護師が慌てて道路を挟んで約20メートル離れた駐車場へと向かったところ、黒いナイロン製手提げバッグの中で、タオルに包まれた女児が泣いていた。約10センチのへその緒も付いたまま。看護師は「赤ちゃんがいるとは思わなかった。本当に驚いた。自宅で出産してすぐだったのかもしれない」。女児は病院の新生児室に運び込まれ、健康診断を受けた。体重約3000グラム。異常は見つからなかった。札幌市児童相談所に引き取られ、市立札幌病院に入院。札幌北署は保護責任者遺棄事件として捜査している。同相談所が保護した新生児は01年度1人、02年度2人、05年度1人。藤田慶一・相談判定課長は「数が少ないからといって、決して珍しいとは言えない。あってほしくないことだから」とため息をつく。
支える仕組みある育児放棄や児童虐待など、やむを得ない事情で家庭にいられない子供の受け皿にもなっている道立中央乳児院(小樽市)。いつも40人の定員いっぱいだ。女児のように生まれてすぐに置き去りにされた子供はいないが、親の顔を知らない子供がほとんどだ。乳児院では、保育士などの資格を持った職員が親身になって世話をする。初めて一人で立ち上がったときには、職員全員が喜びを分かち合う。家庭との違いは1対1で向き合えないことだけだ。松田博・養育課長は「ここで生活をすることが一概に不幸とは言えない」と語る。子供は里親に引き取られるなどして、ほとんどが2歳までに乳児院を出る。松田課長は「子供を育てられないからといって(親を)責めるつもりはない。社会には、子育てができない親やその子を支える仕組みがあるから」と乳児院の役割を強調する。松田課長は「今回はとにかく生きていてくれてよかった」と切に思うが、相談もなく置き去りにされたという事実が重くのしかかる。「公的機関には話しづらいのかもしれないが、まずは相談してほしい」と話している。
2007/10/19 毎日新聞
滋賀県警が乳児窒息死で両親を書類送検 自宅に8時間放置
生後5カ月の乳児を自宅に約8時間放置し、窒息死させたとして、滋賀県警大津署は18日、過失致死の疑いで、大津市鳥居川町に住む派遣社員の父親(32)と母親(22)を大津地検に書類送検した。調べでは、両親は今年8月31日午後7時から翌日午前3時にかけ、長男を自宅に寝かせたまま外出。帰宅後、異常に気づき119番通報したが、搬送先の病院で死亡が確認された。長男はうつぶせで寝かされていたが、顔がマットに埋まってしまい、そのまま窒息したらしい。両親は京都市などへドライブに出かけ、食事などをしていた。「恋人の時のように、2人でデートがしたかった。外出しても大丈夫だと思った」と供述しているという。
2007/10/18 産経新聞
身近な子育て情報、冊子に 東山・社協と支援センター作製
京都市東山区での子育て関連情報をひとまとめにした冊子「東山子育てちょっと情報」を、市東山子ども支援センターと市東山区社会福祉協議会が作製した。各施設を紹介するほか、緊急時や夜間の保育などニーズの高い情報を盛り込んだ。「身近な子育て支援情報を届けよう」と2000年からほぼ毎年つくり、今回が6冊目になる。初めて子育てをする親が分かりにくい保育所の入所手続きのほか、来年4月に施行予定の改正児童虐待防止法、家庭内暴力の相談先を新たに内容に加えた。東山区内の子育て支援施設として、保育所や幼稚園、障害児施設の場所、「地域子育て支援ステーション」の取り組みを掲載している。B5判30ページ。800部を作製し、市東山子ども支援センター=TEL075(561)9349=などで無料配布している。
2007/10/18 京都新聞
児童相談所:児童虐待を防ごう 客観的評価・助言、外部委の初会合 /京都
児童相談所の業務を評価し、改善への助言などをするために府が設置した「児童相談所業務外部評価委員会」(委員長、澤田淳・府立医科大名誉教授)の初会合が15日、上京区のルビノ京都堀川であった。児童虐待に関する児童相談所の業務を専門的、客観的に評価するための項目や方法などが話し合われた。同委は、06年10月に長岡京市で起きた児童虐待事件を受け、再発防止のために設けられた「児童虐待検証委員会」の提言(同年12月)に盛り込まれた専門家委員会で、大学教授や弁護士など6人で構成されている。冒頭に和田健・府保健福祉部長が「提言を遂行し、地域との連携を図る環境ができているか検証するために設置した。児童虐待防止法改正などの流れに対応し評価をお願いしたい」とあいさつ。会議では評価項目案について議論し、速やかな安全確認ルールの確立▽リスク管理のシステム化▽組織内での情報共有の徹底―の3点を重点項目として、地域の虐待防止ネットワークや保健所の役割強化なども盛り込んだ。虐待は児童相談所だけで防ぐことは難しいため、どれだけ地域に働きかけているかという点も重視すべきという意見も挙がった。評価は虐待を防ぐことを主な目的としており、職員に対する聞き取り調査や、虐待に関する個々の事例の検証を行う。年内にも委員が府が設置する宇治、京都、福知山の3児童相談所へ現地調査に出向き、今年度中には結果を公表する予定。
2007/10/16 毎日新聞
虐待防止に関係者熱く 長岡京で研修会、精神科医が講演
府乙訓保健所の「児童虐待防止研修会」が15日、京都府長岡京市開田3丁目の産業文化会館で開かれ、乙訓地域の保健や医療、福祉、学校関係者ら約150人が児童精神科医の講演を熱心に聞き、見識を深めた。同研修会は毎年、虐待防止と広域ネットワークを目的に行っている。今回は、愛知県大府市にある「あいち小児保健医療総合センター」の心療科部長兼保健センター長の杉山登志郎さんが「発達障害と子ども虐待−子どもと親の理解と対応」をテーマに講演した。杉山さんは専門外来を置く同センターの虐待対応システムの概要や診察を行った子どもの症例、問題点などを話すとともに、「現在は身体的な虐待が多いが、近い将来に性的虐待が噴出すると考えられる」と説明した。また、発達障害と虐待の関係については「虐待を受けた子どもの、ほぼすべてに発達障害が起こると言って過言ではない」とした上で、「加齢に従って類似した臨床的経過を示し、社会的な適応上の困難をもらたす。難しいが、治療的な介入によって軽減でき、恒常的な変化に対する修正が可能だ」と話した。
2007/10/16 京都新聞
子ども育ちレスキューネット:発足 いじめや不登校、虐待などの相談を /静岡
◇相談者と解決策探る−−浜松の市民団体がネットワーク強化
いじめや不登校、虐待などの問題に悩む親や子どもたちの相談を受けようと、浜松市の市民団体などが「子ども育ちレスキューネット」(大山浩司代表)を発足させた。同ネットは、児童・生徒のいじめ自殺報道が相次いだことをきっかけに、いじめや不登校に悩む子を抱える親の会やフリースクールの代表らが発足させた。以前から団体相互に情報を共有していたが、ネットワークを強化して一緒に問題解決を図ろうと考えた。大山代表は「いじめ一つ取っても心身障害や不登校など複数の問題も絡むことになり、1カ所に相談しても解決できないことが多い。相談者と私たちが一緒になって解決策を考える。学校の先生からの問い合わせも受けたい」と話している。相談は携帯電話(090・9192・5333)で、会員が持ち回りで受け付ける。2007/10/11 毎日新聞


